日本の神話を紙芝居で! 第5-1章:ニニギノミコトの高千穂降臨

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エピソード5-1:ニニギノミコトの高千穂降臨
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アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

高天原(たかまがはら)では、

アマテラスが天孫降臨(てんそんこうりん)を

計画しました。

天孫降臨(てんそんこうりん)とは

日本神話における重要なエピソードの一つで、

高天原(たかまがはら)から

葦原中国(あしはらのなかつくに)へ

神の子孫であるニニギノミコトが降臨し、

地上を治める使命を担った出来事を指します。

ニニギノミコトは、

アマテラスの孫にあたります。

ニニギノミコトは

地上を平定し、

国を治める使命を託されました。

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

第1幕:高天原からの使命

アマテラス:amaterasu
アマテラス:amaterasu

まごおおおおお。

うおおおおい

あたしの、孫よ!!

ニニギよ!いるか~

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

はい!

おばあちゃま!

ニニギはここにおります。

アマテラス:amaterasu
アマテラス:amaterasu

こら~!

その呼び方はやめなさい!

あたし、若いから!

そうね~、

アマテラちゃまとお呼び!

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

あ・・・

アマテラちゃま・・・。

アマテラス:amaterasu
アマテラス:amaterasu

は~い!

良い子ね。

ににぎん!

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

に・・ににぎん!?

アマテラス:amaterasu
アマテラス:amaterasu

頼みたい事があるのよ。

地上を治めている最低男

オオクニヌシをぶっ飛ばして

葦原中国(あしはらのなかつくに)を統治して

ほしいのよ!

あいつにはもう伝えてあるし。

ぶん殴ってもいいからさー。

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

え・・・。

さすがに暴力はどうかと・・。

と・・・とりあえず

地上を平和に治めればよいのですね。

アマテラス:amaterasu
アマテラス:amaterasu

どちらかというと

ぶっ飛ばす方を優先でいいわ。

よろしく。

えーと。

『ニニギよ、

これより葦原中国に降り立ち、

我が意志を伝えよ。

この鏡、剣、勾玉は、我が心そのものだ。

これを携えて新たな国を築くのです。』

って感じ。

まあこれは忘れていいわ。

とりあえず

オオクニヌシをぶっ飛ばしてきて!

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

と・・とりあえず。

行ってみますが。

アマテラス:amaterasu
アマテラス:amaterasu

よーし!

行ってこーい。

オオクニヌシぶっ飛ばして

奴隷にして、

あしはらのなかつくにを

植民地化してこーい!

ツクヨミ:tukuyomi
ツクヨミ:tukuyomi

姉上!いけません。

あくまで平和的

譲り受けと

平和的な

統治です!

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

第2幕:猿田彦の道案内

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

アマテラスは高天原で、

天孫ニニギノミコトを地上に降ろし、

葦原中国を治めさせることを計画しました。

しかし、地上への道は険しく、

確実に案内してくれる存在が必要でした。

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

私が案内役を務めましょう。

高千穂まで、確実にお連れいたします。

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

私についてきてください。

この道を進めば安全に高千穂へ着けるでしょう。

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

猿田彦神の体は非常に大きく、

顔は太陽のように輝き、道を照らしました。

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

ここは少し危険です。

私が先に進んで安全を確認しましょう。

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

サルタヒコは自ら進み、

倒れた木を取り除き、

川の渡り方を指示しました。

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

サルタヒコさん、

あなたのおかげで無事に

進めています。感謝します。

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

ありがとうございます。

ニニギ様。

もう少しで着きますぞ。

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

第3幕:アメノウズメとの出会い

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

旅の途中、

サルタヒコとアメノウズメが

出会います。

アメノウズメ:amenouzume
アメノウズメ:amenouzume

あなたが猿田彦神?

随分と立派な方ね。

どこへ向かっているの?

踊っちゃう?

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

え・・・・。

い・・いや。

天孫降臨の案内役です。

高千穂までニニギ様一向を

お連れしています。

アメノウズメ:amenouzume
アメノウズメ:amenouzume

素晴らしいわ。

私も手伝いたいところだけど、

踊りながら

見守らせてもらうわね。

そして踊りながら

ついていくわ~。

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

おどりながら!?

は・・はい。

ありがとうございます。

あなたが良ければ

一緒に参りましょう。

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

二人は互いに興味を持ち、

これが後に結婚へと繋がる

きっかけとなります。

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

第4幕:高千穂への到着

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

サルタヒコの案内で、

ついに一行は高千穂に到着しました。

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

サルタヒコさん、

あなたの案内のおかげで

無事に到着しました。

本当に感謝します。

サルタヒコ:Sarutahiko
サルタヒコ:Sarutahiko

私の務めはここまでです。

これからは地上の神々と共に、

この地を守り続けてください。

アメノウズメ:amenouzume
アメノウズメ:amenouzume

ににぎちゃん!

頑張ってね。

また一緒に踊ろうね~。

ニニギノミコト:Niniginomikoto
ニニギノミコト:Niniginomikoto

は・・はい。

またおどりましょう。

頑張ってきます!

アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi
アメノミナカヌシ:Ame-no-Minakanushi

猿田彦神(サルタヒコ)は

役目を終え、

感謝されながら一行と別れました。

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