第1幕:コノハナサクヤヒメの懐妊
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメは、
幸せな結婚生活を送っていました。
ある日、
コノハナサクヤヒメはニニギにこう告げます。
ニニギ様、
私たちに子供が授かりました。
三柱の神となる命です。
え!?
そうなの!
それは、
とても喜ばしいことだけど!
早くない!?
そんな短期間で!?
まだそんな思い当たることが・・・。
ほ・・本当に私の子供なのかな?
まあ!
ににぎたん!
わたくしを疑ってるのね!
わしに
キスしたじゃろがい!
ひどいですわ!!
男って最低!!
この薄汚いゴミムシめ!!
ゴミムシ!?
急に口悪っ!?
ごめん、ちょっと突然で
間違えました。
許してください。
第2幕:火の中での出産
ニニギが子供たちの父親が
自分であることを疑うと、
コノハナサクヤヒメは大いに怒り、
証明のために壮絶な行動に出ます。
この子たちが
ニニギ様の子供であることを
証明します!
そのためにわたくしは・・・。
火の中で出産します!!
え~!?
なんで火の中!?
それでも無事に生まれるのならば、
あなたの子供だと信じてください!
え~!?
それ証明になるかな!?
その方法で
そもそも証明になるのかな!?
やかましい!!
女の覚悟なめんなこらあ!!
意味が分かりません!?
そんな危ないとこで
出産する必要がありますか!?
普通で良いです!
普通に安全に出産しましょう。
私の子です!
間違いなくわたくしの子だと思います!!
ごちゃごちゃ
うるせええええ!!
そんなこと
どうでもいいいい!
ええええええ!?
どうでもいいんですか!?
じゃあ何なんですかあああ!?
もう止まらない彼女は
産屋に火を放ち、
その中で三柱の神を無事に出産しました。
彼らは次の神々です。
最初に生まれたのは
ホデリノミコト(海幸彦): 海を司る神。
次に生まれたのは
ホスセリノミコト: 勢いと豊穣の象徴。
最後に生まれたのが
ホオリノミコト(山幸彦): 山や自然を司る神。
第3幕:三人の兄弟
コノハ姫!
無事ですか!?
良かった。
本当に良かった。
はあ、はあ・・。
無事、元気に生まれましたわね。
もう名前も考えてあります。
え!?
は・・早いね・・。
とにかく展開が速すぎて
頭が痛いけど
みんな無事でよかった・・。
三人の神はそれぞれ異なる力と
役割を持ちながら成長していきます。
私は海の恵みを人々に
届ける使命を果たします!
私の力で国を豊かにし、
みんなを幸せにいたします!
私は自然と共に生き、
人々を守る神になりたいです。
よしよし、みんな
いいわね。
とにかく私を愛しなさい!
それしか考えなくていいわ。
そ・・そういう教育はどうだろう・・。
ま・・まあとにかく。
コノハナサクヤヒメ、
君には感謝してもしきれない。
私たちの子供たちを一緒に育てよう。
ニニギ様、それが私の望みです。
共に家族として生きましょう。
そして私のみを
一生かけて愛してくだいね。
♡♡♡♡♡
こうして、
ホデリ、ホスセリ、ホオリの三柱の神々は、
次世代の日本の神話を彩る存在となっていきます。
彼らの冒険と成長の物語が、
さらに続くのでした。
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